発達障害 運動初期
2歳の時に自閉症と診断を受けた息子
5歳まで合う療育先に見つからなかった
県のリハビリテーションセンターや子供病院
地域でよいとされる児童発達支援センターなど
どこも対処的でしかなかった。
5歳の時に勤めていたデイで偶然一緒になった先生が、発達研究所で働かれていたとのこと。
先生が子供と接すると
今まで見たどの療育より、子供達が自ら課題に取り組む姿を見て感動した。
重複障害研究所の中島先生の元で学ばれた先生が、師匠とのこと。
詳しくその発達研究所を紹介することは、出来ないけど
大元の先生にお会いする機会を頂き、息子の療育が始まった。
1週間に1回1時間。
その他の日は、手を使う運動をすること、家でじっとしていては、発達に繋がらないと。
後に勉強して分かったが、ある程度、運動をして落ち着いた状態でないと課題に集中することができないとのこと。
子供の発達段階には、とにかく詳しい。
人の発達は、
目→口 口が先かもしれない
目でじっとみる、物を追う
口で物を舐めてみたり、口の中に入れて物の質感や大きさを確かめる
口→手
口と手の協応は、重度のお子様でもよく見られる
目と手
目で見た物を手で確かめる
ここが難しい
目は見えている物だと思ってしまう。
発達に問題があると過敏性があり、手が使えず口や人の手を使うことが多い
重い物を持ったり、運んだり押したり、そっと物を運んだりして、手の使い方を学んでいく。
しかし、そこに至るまでがかなり難しかった。
手だけに意識すると子供達は苦手な部分を使うので長続きしない。
多動の子であれば、遊具さえ気づかず走り回ってしまう。
だけども一律にみんなが好きなのは、高いところに登ること。
少しマットなどで傾斜をつけたものは、登りたくなるらしい。
ふと子供が手を伸ばしてしまうものを大切にしてほしい。
それが大きなきっかけになることがあり、発達のきっかけとなる。
けっしてやらそうとしないことも大切で、自発的な動きが発達のポイントとなる。
自発的、自分で考えて動くということが大切。
腕を使って昇り降りしているうちに、色んなものに触れるようになる。
泥遊びや水の中にある物を探したり、お風呂で遊んだりすることからでも手を使いやすいかもしれない。
手を使うために必要なのは、体幹。
体の大きな部分がしっかりしていないと、体の姿勢保持が難しく、座っているだけの体力がもたない。
傾斜のある山を登ったり、裸足で降りたり登ったりすることで、足の指が使えるようになり踏ん張れるようになる
座ったときに、踏ん張ることが出来れば姿勢保持がしやすい。
加えて体の中心、ねじったり、ゴロゴロと転がったり
ゴロゴロと転がってると首が自然に持ち上がってくる。
過敏さも取れてくる。
雑な遊び、高い高いや飛行機なども幼児であれば向いている。
続く